M様邸 屋根葺き替え耐震改修工事①(京都市南区)
リノベーション
お施主様より、「そろそろ屋根の葺き替えを」とご検討中だったところに、台風21号の襲来。あちらこちらに被害もあり、京都市の『まちの匠の知恵を活かした京都型耐震・防火リフォーム支援事業』を活用して、屋根構面の強化工事、屋根の軽量化による耐震改修工事となりまた。
リノベーション中
リノベーション前
葺き替え前の土葺きいぶし瓦屋根。
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大屋根の作業足場養生です。(一部養生シートを巻き付けているのは台風接近の予報があり、風の影響を少しでも受けないようにしたものです。)
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いぶし瓦を撤去したところ。野地板の上には屋根土が。この土だけでも相当な重量がかかっています。
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屋根土をきれいに撤去してしまいます。
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構造用合板にて、屋根構面の全面強化をします。
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防水シート(ルーフィングシート)を貼り、桟葺き用の桟を設置します。
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防水シート(ルーフィングシート)を貼り、桟葺き用の桟を設置します。
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設置した桟に、専用のステンレス釘で一枚一枚瓦を留め葺いていきます。また、ケラバや軒先は専用のステンレスビスで、すべて固定していきます。
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この際、銅の樋も、ステンレス芯材のいぶし雨樋に取替えをしました。
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大屋根施工の完了後、下屋の上に設置していた足場を撤去し、下屋葺き替えの着工です。下屋も工事手順は大屋根と同じです。
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この際、外壁の塗装も行いました。
ビフォアー/アフター
お施主様より『この数年気になっていた入母屋造りの屋根の耐震改修工事ができて良かった。』と言っていただきました。
道路から見上げる限りではあまりわからない瓦の経年劣化も、写真で見比べると一目瞭然。
二階窓から見ていてもあまり気づかないのですが、瓦のずれや波打ちも横から見ると、結構わかるものです。葺き替えてスッキリとラインが通りました。