M様邸 縁側建具の取替え工事（京都市南区）
リノベーション
『気候、湿度の変化による木製建具の狂い、戸車のガタツキ等から毎日の開閉がだんだんと煩わしく、困難になってきた。』とのことで、スムースな建具の開閉を第一に、使い勝手と防犯性、またこの際、断熱性能も高めるべく、建具の取替えを行うこととなりました。
リノベーション中
リノベーション前
まずは鴨居・敷居・柱の傾きや捻れを調査し、採寸をしていきます。
リノベーション中
鴨居溝は埋め木をしていきます。
リノベーション中
今回、無目に真鍮の甲丸レール仕様だったので、このレールは撤去していきます。
リノベーション中
アルミサッシの枠材を設置していきます。
リノベーション中
木製硝子戸をペアガラス仕様の内付サッシに、木製雨戸を断熱雨戸に取り替えました。
リノベーション中
既存枠とサッシ枠が馴染むように、白木材にて枠周りの化粧仕上げをしていきます。
リノベーション前
今回、建具の取替えに伴い、以前から気になっていた横の壁も修復します。
リノベーション中
下地の荒壁はしっかりとしていたので、仕上げ聚楽をめくっていきます。
リノベーション後
外装用聚楽ですっきり塗り替えです。
ビフォアー／アフター
雨戸の上下枠や、戸袋は傷みもなく堅牢な造作をしていたので、木質の現状をそのまま活かして残すようにし、障子建具セットと雨戸単体の取替えとしました。