I様邸 LDKのリフォームアップ工事①（京都市南区）
リノベーション
前年に坪庭を挟んだ奥の間（離れ）を寝室として、構造材の補強・金物の設置と共にリフォームアップ。今回は玄関からLDKまでをリフォームアップ工事をしました。一番長く過ごすお部屋なので動線をすっきりと、床暖房も設置。畳の生活からフローリングの生活で、日々の動きがよりスムーズになりました。
リノベーション中
リノベーション中
既存の床をコボチ解体撤去していきます。この時に床下に不具合があるところは補強修理していきます。
リノベーション中
床を完全撤去した後、水平レベルをキチンと整えながら、新規に床の組直しをしていきます。その時に、古くなった給排水給湯設備配管の、仕込み直し取替え作業もしていきます。
リノベーション中
床下の設備工事完了後、さらに床組を進めていきます。白蟻防除薬散布や床下調湿材の敷設も、床下断熱材充填前の作業となります。
リノベーション中
今回採用いただきましたシステムキッチン用に給排水給湯設備配管、電気設備配線の指示寸法への仕込み作業を行います。仕込み作業後には床下断熱材の充填をしていきます。
リノベーション中
床組の上に床の下貼りとして耐水合板を一面に貼り強度確保。古くなった壁面下地を調整して造っていきます。壁面の電気配線設備もこの時に仕込んでいきます。
リノベーション中
これまで使用していた、結構場所をとっていた据置設置型のガスファンヒーターを撤去したので、床の下貼り状態で、電気式床暖房設備の敷設を行い、その上から床仕上材を施工していきます。順次、壁・天井も仕上げ工程に入っていきます。
リノベーション後
システムキッチン組み付け設置、内装仕上げ、設備接続にて完成です。畳の間と、一部板の間になっていたLDKをバリアフリーの一体型フロアにして、すっきり大変身です。
ビフォアー／アフター
永年大切に使い込んできたキッチンセット、換気扇の音や、テーブルコンロ廻りの隙間に物が落ちるのも気になるところ。システムキッチン＆キッチンパネルでお掃除楽々になりました。
生活の変化とともに増えてきた品々で、雑多になりがちなキッチン廻り。足元スライド収納、吊戸棚高さ変更＋アイライン収納、キッチンの奥行きに合わせた食器棚・家電収納、更には卓上に置いていた食洗器や浄水器のビルトイン化などをして、収納力は現状をほぼ確保しながら、一直線のすっきり動線に仕上げました。
綺麗に使ってはいるものの、天井・壁や戸襖の汚れも一新。デスクスペースと畳のちょっとした段差もなくなり椅子の出し入れも楽々。
冬以外は結構邪魔な据置型のガスファンヒーター。これまで永く頑張ってきてくれました。階段手摺の笠木丸太は永年使い込んできた艶のある良い味が出て、こちらは残しておきたいお気に入りの一つです。