T様邸 サニタリールームのリフォームアップ工事②(京都市右京区)
リノベーション
浴室も洗面室も、とてもきれいに大切にお使いいただいておりましたが、調べていくと細かな傷みが見受けられ、改修工事となりました。「快適性能はしっかりと、すっきり・清潔感のある空間に」とのご要望から、洗面空間は直線ラインで、大容量収納の採用です。限られた空間なので、視覚的に窮屈にならないように、洗面室はアイラインをミラー扉とし、浴室・洗面室共、ホワイトを基調とした、あえて差し色を使わない統一感のあるすっきりと明るい快適空間となりました。
リノベーション中
リノベーション中
工事着工前に、床や壁を疵付けないように、まず施工箇所までの工事動線(通路)の養生作業です。
リノベーション中
これまで頑張ってくれたシステム洗面の解体撤去作業です。
リノベーション中
天井・壁・床の解体撤去をした後に顕わになった、老朽化した水道鉄管、複雑に分岐した配管や配線を改修していきます。
リノベーション中
設備配管改修後、白蟻防除薬・床下調湿材の敷設と床組を施工していきます。もともと早め早めの設備改修をしていただいてましたので、湿気や漏水による白蟻食害はなく、建物構造体の大がかりな取替え作業はせずに済みました。
リノベーション中
床下断熱材を充填し、床下張り、壁・天井の造作にかかっていきます。
リノベーション後
勝手口ドアは既存のまま。風の流れを取り込むように内付けの収納網戸を設置。
リノベーション後
換気扇も吊戸棚との関係で、安全面も考慮してカバー付きの物に最終的に変更。
ビフォアー/アフター
大きなカウンターやワイドミラーは広々としているのですが、どうしてもグルーミング用品や小物がカウンターに置きっぱなしになってしまい、整理をしても雑多なイメージが残るということから、今回は大容量収納を考えての、施工となりました。
幅900のトール収納を設置した分、空間が以前よりもかなり狭くなったように思えますが、中間扉をミラー扉にして圧迫感の軽減と、洗面カウンター&収納三面鏡も幅900とゆったり確保、更に幅900の洗濯機スペースを確保しつつ、フラットな仕上がりにすることで、すっきりとた空間に仕上がりました。
浴室の入口は以前は内開きのドアでしたが、今後のことを考えて引戸に変更しました。バスタオル掛けは その分入り口側の壁に上下二段設置です。