K様邸 外装改修工事①（久御山町）
リノベーション
前回の外壁塗装リフォームから結構年数が経ち、色落ちによる美観はもちろん、防水塗膜の劣化により、外壁パネル自体の水切れの悪さから、パネルの反り・釘浮き・裾の水膨れ等が現れだしてきていたので、この際、イメージも一新すべく外装の改修工事となりました。
リノベーション中
リノベーション前
前回の塗装当初はもっと落ち着いた色調の外壁パネルも、UV劣化によりかなり赤味の色調に変化し、漆喰部の同時期艶消し白塗装の塗膜もところどころ剥離してきてました。
リノベーション中
まずは作業用足場を組み、養生シートを張ります。
リノベーション中
窓サッシを取替え、外壁パネルを貼り、漆喰部分の艶消し白塗装を順次仕上げていきます。
リノベーション中
足場の必要な箇所の作業を完了したタイミングで、足場組は撤去してしまいます。この後、足場組が干渉して出来なかった部分の残りの作業を始めていきます。
リノベーション後
一階外壁の塗装仕上げや細部の納まり仕上げも済み、イメージチェンジ完了です。
ビフォアー／アフター
二階内付けサッシ廻りの外壁パネルとの取合い部の緩みによる雨水の侵入箇所、汚れたり・不要になった換気扇フードも一新です。（一階のブロンズ色サッシは前回改修時に一新された半外付のサッシなので、今回は現状を活かし。。。）
一階壁パネルの裾は防水切れで保水してしまっています。建物への重量負担をできる限り小さく抑えるべく、今回採用したのは金属系サイディングの『銘木柄Ⅱ・シャインブラック色』です。浮造り仕上げの木目調サイディングを縦張り仕上げとしていきました。
下屋をアップにすると、軒裏の白塗装膜が、結構剥離してきているのがわかります。パネルとの水切りも新調して、雨水対策も万全です。
下屋ケラバ廻りも、しっかりとサイディングを張り上げ、細部は役物部材及び同色コーキングにて雨仕舞いです。破風板も古色塗装にて防水性を持たせました。